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建築物省エネ法

宇野耕司

こんにちは!設計チームの宇野です。

省エネって何?

省エネとは、「省エネルギー」の略です。

石油や石炭、天然ガスなど、限りあるエネルギー資源がなくなってしまうことを防ぐため、エネルギーを効率よく使うことを言います。

平均気温の上昇を産業革命前に比べて2度未満に抑えるという長期目標を持つ「パリ協定」が2020年から本格的に始まります。その実施を前に、国連気候変動枠組条約第25回締約国会議(COP25)が今開催されています。

その中で「パリ協定」を踏まえて、建築についても対策が打ち出されているのです。

それが「建築物省エネ法」です。

2015年7月8日に公布されたものが、2019年5月17日に法改正が成立し公布されています。

改正の背景としては、「パリ協定」の発効等を踏まえ、住宅・建築物の省エネ性能の一層の向上を図ることが理由です。日本的にやらないとまずいでしょうし、現代においては何においても省エネ化は必須ですよね。

当初は2020年に省エネ基準が義務化される予定でしたが、今は見送られ努力目標数字となっていますがいずれは義務化されます。

今回の改正では、戸建て住宅の部分では、300平方メートル未満の住宅・建築物の新築の際に、設計者(建築士)から建築主への省エネ性能に関する説明を義務付け となっています。

シンカはすでに、2020年基準に適合するように仕様を決めておりますのでご安心ください。