一部屋一部屋をあえて細かく仕切らないことで、変形地を活かした開放的な住まいにしました。二階には寝室と、ロフトのある大きな一部屋があるのみで子どもの成長に応じて将来間仕切ることができるようにしています。

一階はバイク好きなご主人のためのガレージがあり、エンジン音や作業音がひびかないように、内装は吸音ボードで仕上げ、ボードにある穴は工具などを引っ掛けるフックを取り付けられる役割も持っています。

家の中心には中庭が設けられ、LDKとバイクガレージに面しており、光や風を巡らせるだけではなく、夏にはお子さまのプールを広げたり、友人を招いてバーベキューをしたり。外からの視線を気にする必要がないのも中庭のメリットです。

無垢材の床や表しの梁など、内装はシンプルでありながら暖かみを感じるつくりに。傷は付くし、色も変わっていくけれど、それもいい家族の思い出となるような家族と共に歴史を刻み続ける住まいです。